プロジェクト『KONOMAMA』の理念
みなさんこんにちは。
創造探研社代表の邑咲りらです。
今回は弊社の人に優しいはたらき方プロジェクト『KONOMAMA』についてご説明します。
プロジェクトタイトルの『KONOMAMA』には“個人の個のまま”、そして“今の自分のまま”という二つの意味を込めています。
世間では“働き方改革”というものが声高に叫ばれて久しくありますが、はたらき方への疑問や不信感・不安というものは報道のみならず私たちの日常生活でも耳にすることが日に日に増えているように思えます。
過労となるような残業など、長時間にわたる拘束、勤務時間に対して正しく計算されていない給与など労働基準法に触れるような部分はもちろんのこと、
職場の空気感や、そこからくるストレスなど、精神衛生を良好に保ちながら働くという事には多くの課題が山積みです。
実際に私が職場で自身の目で見て、肌で感じた出来事、そしてとある職場ではついに心身を病み、通院を余儀なくされた経験から今回のプロジェクトの発案に至りました。
最終的にはこの後掲げる勤務形態で他業種への展開をしていき、一人でも多くの方をこのプロジェクトの輪の中に巻き込んでいきたいと考えています。
そこでまず始めに革工房での製作作業を軸に次のステージへの一歩を踏み出します。
新しい時代のはたらき方のロールモデルへ
週休3日、フレックスタイム制、年一回一か月のバカンス休暇、月間のノルマ製作を終えた後は業務内で創作活動や療養に当てることができる
今あげたものはプロジェクト内での代表的な施策であり、そのほかにも有給・無給休暇の申請をしやすくするシステムを構築しています。
この就業スタイルによって見込めるメリットについては以下に挙げる、社会の中で打ち明けにくい悩みをお持ちの方が働きやすくなるという点が第一に挙げられます。
まず一つ目は病気やケガを含め、様々な理由から社会復帰することに悩んでいる方にとって、時間や休暇取得に融通が利くことで、その全てではないにしろ、ある程度のストレスや不安を軽減できること。
次に社会や職場での人間関係に悩んでいる方、自分らしさを保てる時間の使い方に悩んでいる方。これはいわゆるブラックな就労環境についている方の転職先という意味あいが強くあります。超過勤務を繰り返していると休日というのもすり減った心身の回復で終わってしまい、充実した余暇を過ごすこと、自分磨きやスキルアップに時間を使うこと、さらには健康的、または文化的な生活を送ることにも制限がかかってしまいます。ある意味では私と同じように疾患にまで発展しうるこの状況を回避できるという事にもつながります。
三つ目にクリエイターとして独立して活動したいけれど、元手となる資金とクリエイティブ活動の両立に困難を感じている方の活動の支援にもなると考えています。
出産育児からの復帰、子育てとの両立をしたい方にとっても時間に融通が利くというのは暮らしやすさにつながることは自明です。
0コメント